« 週末旅行 @奈良 | メイン | 2008-黄金週間 »

August 22, 2008

2008-vacance

1.jpg

今年の夏はニッポンです。テーマは「縁」。

8月14日JALの早朝便で出雲に向かう。今年は60年に1度の平成の遷宮が行われている。8月17日まで本殿内にある「八雲」を拝観できるのである。本来は神官意外の立ち入りを禁じられている本殿内。60年に1度となれば、私の人生に於いては、たぶんこれが最後の機会だね。250年以上前に描かれた天井絵「八雲」当時の絵付けのまま、一回の補修も行っていないとのことだが、本当に美しい色だ。配色には大陸の影響を強く感じる。旅運が良いのか、一番先頭で拝む事ができた。出雲は7年前に訪れて以来、個人的にHOLY SPOTと捉えているので、このタイミングで訪れることが出来て本当に良かった。
翌日の予定に備えて三朝に向かう。途中、「八重垣神社」の鏡池にて人生の「縁」を占う。結果は良好。旅の幸先が良いので、浮かれた気分でドライブ。小さな漁港付近の「道の駅」などで実家に豊かな海の幸を送る。

二日目。昨晩は三朝の温泉を堪能したので、気分はスッキリ。昨晩の雷を伴った豪雨もすっかり消え去り、真夏の青空が広がっている。「投入れ堂」への登山許可は間違いなく取れそうだ。途中の「よろずや」で軍手を入手し、10時ころ「投入れ堂」到着。なんとなく聖域を感じる山だ。急な石段を幾つも上がり、奥院の入口に到着する。この入山は観光ではなく、あくまで修行の一環として行うものなので、修験者としての簡易装束を身にまとう(首から、「六根清浄」と書かれた輪袈裟を下げるだけなんだけどね・・・)。足元は草蛙をでキメる。草蛙はちょっと心配だったけど、これは本当に素晴らしく有能はアウトドア・シューズだということを発見できた。いざ、入山!マジでキツい登山道。全てが難所。「日本一、危険な国宝」と唱うこの寺。確かにそれは間違いなさそうだ・・・。入山をすること30分。最初のお堂、文殊堂に到着。絶景なり。あぁ、苦労を伴った者のみが与えられる美しい体験。まさに修行です。中国地方の山々の向こうに微かに見える日本海。風の匂いも蝉の声も心地よい。リラーーーックスなり。しかし、ここはまだ始まり、その後、滑落者が最近も出たという最大の難所を超えて、更に20分ほど山登り(岩登り??)とうとう最後の奥院・投入れ堂に到着。あぁ、本当に幾つもの写真で見た通りのお姿。美しく、人間の信仰に対する底力を感じずにはいられない。離れ難い気持ちを残しつつ、上りより辛い下山にはいる。ワラう膝・腿を抱え、何回も「もう家に帰れないかも・・・」って気持ちになりながら、ようやく出発地点に戻る。足を小川で洗うと冷たい水が極楽。投入れ堂の食堂で山菜ごはんを戴き、ふたたび三朝温泉の外湯でカラダをサッパリさせる。

翌日、昨夜遅くに到着した温泉津の町。朝、起きて窓を開けたら、一面が海だった。ワンダフルな眺めだ。温泉津の名物外湯「薬師湯」に入るため、朝の6時に起きて町へとくり出す。レトロで小振りな町並みは可愛らしい。小さな公衆浴場「薬師湯」到着。外観の可愛さがとてもステキだ。湯は日温泉協会の評価で5☆を獲得しているそうだ。確かに陽焼けで火照った腕などの皮膚が落ちついたかも・・・。(実際、火傷などに効き目があるらしい)温泉でスッキリしたあと、宿に戻り、朝食をすます。いざ、石見銀山へと出発。

石見銀山は2007年に宇ユネスコの世界遺産に登録されたばかりの名所だ。実は現在公開されている地域は全体の2%にすぎず、今後、15年かけて公開地域の整備を行う予定だそうだ。しかし、乗用車の乗り入れを全体に制御しているせいか、公開地域はハイシーズンにも関わらず、のどかな感じが漂う。いいカンジ。山の風情とか、町並みが「蟲師」の世界だね。とつぜんギンコに出くわしそうな、そんな空気が流れてる。観光地化されたのに、町全体に「色」があまり無いのが好ましい。土産物屋(というか、普通のお菓子屋とか豆腐やなんだけど)のパッケージも素朴でステキだ。どうぞ、このまま素朴な町でいて下さい!極上のマイナス・イオンを吸いながら森林浴気分で町を堪能してたら、私たちの旅も終わる時間が来たようだ。。。
短い休暇だったけど、十分な充実感を得られた。緑深い3日間で邪念をスッカリ祓えたように思う。

山陰tripのキオクはこちら

投稿者 yucot : August 22, 2008 11:54 PM

コメント