May 23, 2007

蟲師

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作家:漆原友紀
現在8巻まで刊行(講談社)

「月刊アフタヌーン」で1999年から連載がはじまり、現在も進行中の漫画。
私の中では手塚治虫以来だなーと感じる作家であり、作品でもある。

ギンコは妖怪界(正確には蟲界)のブラック・ジャックだと思う。
オダギリ・ジョー主演の映画は見ていないけど、実写の世界も見てみたいと思う。(監督は大友克洋だしね)

ただ漫画で膨らんだ美しい世界を壊してしまわないかが心配なので、なかなか見るにいたらない。DVD化されたら見てみるか。。。

漫画を超えた漫画だと思う。

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May 02, 2007

ソロモンの指環

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著者:Konrad Zacharias Lorenz
動物行動学入門 書

この本を購入したのは今から20年くらいに前になる。
昨年、縁あって「旭山動物園」に行く事になったので、本棚の奥から引っ張り出してきたのである。
作者はノーベル賞受賞の生物学者でもある。

家族のような友人のような野生動物たちとの生活の記録なのだけど、本当に愛がある。
そしてこの記録の中には、生きて行くうえでとっても大事なコトを見つけることが出来る。

ゆっくりと時間をかけながら読む不思議な不思議な物語。

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February 23, 2007

第四の手

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著者:J・アーヴィング 2001年 出版

ジョン アーヴィングの小説が大好きだ。中でもガープは群を抜いて好き。
ホテル・ニューハンプシャーも負けずに大好きだ。
アーヴィングの小説にはいつもちょっと変でおかしな人たちが哀しくも微笑ましく暮らしている。

そしてどの小説もひじょうに長い。。。

この「第四の手」はアーヴィングの長編10作目。テンポの良い、しかしながら不条理な展開で話が進んでいく。シチュエーションは暴力的なのに、どこか優しい。この小説もアーヴィング節が全開です。

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February 22, 2007

くちぶえサンドイッチ

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著者:松浦 弥太郎  2003年 刊行
Cow booksオーナーによるエッセイ。

友人が「良い!」と薦めていたので、読んでみました。まだ途中ですが、なんだかココロがノンビリと欠伸をしてるみたいに緩んできます。
タイトルからイメージする通りの本。

blogのタイトルがpicnicとついているのに、全くピクニックどころじゃない生活を送っているワタシですが、もう少し暖かくなったら、こんな本を片手に遠出のピクニックに出かけたい。各駅電車に乗るだけでも良いかなー?
館山あたりの菜の花でも見に行こう!!

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February 04, 2007

わたしとバスク

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著者:長尾智子 2006年 刊行
ku:nelの本シリーズ。

バスク地方。
この響きにときめいてしまう今日このごろ。
バスク地方とはフランスからスペインにまたがる地域の呼称であるが、一般的にはスペイン領である「サン・セバスチャン」の方がバスクのイメージとして認識されているように思う。

ピレネー山脈の麓に広がるこの地方は巡礼者の道として知られる「銀の道」が通っているために古い街並みが続く風情ある地域である。

近年、このバスク独特の料理や文化が大人気。
素朴でカワイイ。そして味わい深い料理と食材が話題になっている。

そんなバスクの文化をサラっと紹介した本。
装丁の美しさとタイトルに惹かれて買っちゃいました。
内容は軽めですが、ちょっとしたプレゼントなんかに良いかも。。。

因に正月にこのバスクで穫れる「バスク豚」を使った生ハムをあるルートから入手。日本では「Jambon de Bayonne」の名で知られている美味しいハムです。。。しかし、結構、塩がきいてて正直辛かった。

この本にこのハムを使ったバスク料理の簡単なレシピが掲載されているんだけど、時すでに遅しだな・・・ガックシ。

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January 27, 2007

サン-テグジュペリ伝説の愛

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著者:アラン・ヴィルコンドレ 2006年 刊行

「星の王子様」でしられるサンテグジュペリとその妻、コンスエロとの往復書簡とスケッチ、写真などをまとめた一冊。
この本をもって、ますますサンテグジュペリ傾倒しているワタシ。昔、途中で読むのを止めてしまった「夜間飛行」ももう一度、読んでみよう。
「夜間飛行」で舞台となるブエノス・アイレスはかねてから行きたい!と願っている憧れの地でもある。。。

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January 26, 2007

The Little Prince

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著者:Antoine de Saint-Exupery
云わずと知れた、世界的名作。

この話を読んだ事はなくても(居るかな?そんな人)挿絵、そして「星の王子様」という言葉は耳にしたことがない人は居ないはず。
名作です。深いです。童話ではありません。哲学書だと思います。
先日、たまたま観た「星の王子さまと飛ぶ空中大紀行∇壮大な空撮映像で描くサン=テグジュペリの世界」という番組。
NHKのBS-hiのプログラムでした。あまりに素晴らしく、切ない番組を見たので、またこの深い哲学書を引っ張り出して読んでいる次第です。
愛と文化について深い洞察力あり。
サンテグジュペリ再考といった気持ちになっております。

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January 14, 2007

いかさま海亀のスープ

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著者:楠本まき 1998年 刊行
ビジュアル本(第一弾)

漫画の方も、常に作品性の高いものを作り続けている楠本まき。丁寧に均一の細い線で描かれる絵が大好き。
オールカラーのこの作品は散文的なテキストと美しいイラストで出来た、愛蔵版の作品集。
金魚の話とサンドウィッチの話が特に秀逸です。
現在、作者はロンドン在住。作品はどんどん独自の世界を極めてきている。もう漫画というカテゴリーは飛び越えていってしまってるように思う。

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January 04, 2007

ANOTHER NEUTRAL

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ニュートラル編集部 2005年 刊行
−イスラム世界を旅する人へ−

ワタシにとって最も憧憬を抱く外の国はモスリムの国かもしれない。旅をした時に衝撃を受けたアザーンの声などなど・・・。とにかく旅への気持ちが高揚してくるのが、かの地なんである。自分の暮らす文化と最も遠い風景がそこにある。
現在のイスラム社会は非常に微妙な時期にあり、そうそう簡単に旅することも憚れるトコロがあるけど、やっぱりまた近いうちに旅したい。暫くはこの本を眺めつつ、その思いを枯らさないように・・・。と思っている。

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December 31, 2006

五感の友

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著者:後藤 繁雄  2005年 刊行
資生堂『花椿』に連載された、新・考えるヒント。

後藤繁雄の本が好き。
Day BOOK シリーズは全て読んでいる。
なんというか、この人の気になる感覚は(勝手にだけど)自分と似ていると思っている。そして、なんとなく「World End」をイメージさせる空気感が、とてもシンパシーを感じてしまうのだ。
この本はインタビュー集なので、後藤氏の本というワケではなのだが、対談相手、話題の振り方などがやはり絶妙で、「あぁ、やっぱりこの人とトモダチになりたいぃいい!!!!!」って本当に思ってしまうのです。(ずぅずぅしくもね)

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December 11, 2006

クリスマスのまえのばん

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著者:Clement C. Moore  挿絵:Jessie W. Smith 2001年 出版

子供のころ、この本の挿絵を書いているJessie W. Smithの絵本を数冊もっていた。代表的なものは「マザーグース」。ちょっと怖いような、日本的でないグロテスクなイメージがあって、子供心に”他の本とは違う!!”と感じていて、何か特別なカンジがした。
たしか小学校の高学年になるころ、偶然本屋で彼女のカレンダーを見かけて、祖母にねだって買ってもらった。

あれから数十年。オトナになったワタシは、またもや本屋で偶然この絵本を見つける。ねだる相手である祖母も今は亡き人となったので、今度は自分で買った。(勿論、祖母がいても、さすがに絵本をねだる年齢ではないので・・・自分で購入しますけどね)
もうすぐクリスマス。やっぱり一年のフィナーレである12月はドラマチック。
毎年、慌ただしい年末を過ごしているけど、ちょっとぐらい、クリスマスの夜ぐらい、こういう絵本でも眺めながら、ゆっくりと過ごしてみるのもイイんだろうなーーー。

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December 04, 2006

coyaの本

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著者:根本きこ 2004年 刊行フードコーディネーターにしてcoyaのオーナー。

めったに開店していな根本きこさんの店・coya。そのcoyaのアートブックというカンジだろうか。。。何の本??と問われると、少々言葉につまるかも。でも収集意欲を掻き立てられる美しい本では、ある・・・。

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November 25, 2006

Room Talk 2

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著者:岡尾美代子 2006年 刊行
2004年に刊行されたRoom Talkの続編である。

著者は90年代に雑誌Oliveで活躍したスタイリスト。現在のku:nelやarne、天然生活などの素朴・カワイイ文化の礎を築いた人だと思っている。色あせた写真や、ちょっと野暮ったい雰囲気の写真もまた、この人がブームの発端といえる。こういう本を眺めていると、頑張りすぎる生活にひとまず区切りをつけて、ゆるく生きてみたい!と思ってしまう。。。(現実にはナカナカ難しいと思うけど)

一番大切なことは「日常は華やかなことが、そんなになくても結構楽しい・・・」ということだろうか?

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November 24, 2006

FUTURE SYSTEMS

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著者:Deyan Sudjic  2006年 刊行
オールカラー版・ハードカバー

Future Systemsの25年間になる活動記録集。

建築の本をものすごく久しぶりに購入。なんだか今見ても、どれも新鮮。ちょっとレトロなところもイイカンジだ。POPなデザインは今じゃ、すっかりDUTCH DESIGNに押され気味のU.Kですが、英国好きの私からすると、オランダものより、ちょっと古くさくて、そして妙にエロティックなラインが寧ろ好みかも。。。頑張れU.K!!食べ物まずくても英国が好きです。

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November 14, 2006

鉄コン筋クリート

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著者:松本大洋 1994年 刊行(全三巻)
2006年スタジオ4℃によって映画化。映画公式サイト

もう12年も前の松本大洋のマンガである。何故いまさら映画??とも思える出来事だ。
久しぶりにマンガの方を引っ張り出して読んでみる。「やっぱりオモシロイ」。ストーリー展開は結構古典的だけど、松本大洋独特の台詞、図柄、とくにシロとクロのキャラに、はまってしまう。単純で純粋なシロ・クロの言葉はすでに哲学的ともいえる。この雰囲気をはたして映画化できるのかな??

今まで、松本作品は「蒼い春」、「リボルバー」、「ピンポン」と実写で映画化された。ピンポンは特に出演者がマンガのキャラに似せて髪型や眉を剃るという凝りようで、大ヒット。
さてこの鉄コンのアニメ化は如何なもんなんだろうか?WEBで見る限り、やはり絵のタッチは、かなり簡略化されてアニメーション仕様になっている。。。「宝町」を立体的に観てみたい気持ちもあるのだが、マンガ(二次元)でイメージしていたモノが崩れてしまわないかが心配。。。私の場合、映画館にこれを観に行くことはないと思うけど、DVD化された、あかつきには是非観てみよう・・・。

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November 01, 2006

Margaret Howellの「家」

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著者:Margaret Howell 2006年 刊行
デザイナー・Margaret Howellによる雑誌LEEの連載をまとめた。

イギリス人であるマーガレットが17年間の撮り貯めた自身の生活の風景を綴った写真集。シンプルで素朴、そして伝統に裏付けされたカンジがひしひしと伝わってくる。マーガレットの服は大好きだけど、このライフ・スタイルには更に憧れてしまう。こういう刹那的ではない、積み重ねていくカンジが大好きだ。

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October 28, 2006

木村伊兵衛のパリ

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artist:木村伊兵衛 2006年 刊行
10/28〜1/21まで銀座のHERMESギャラリーで開催。
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'50年代のパリを舞台に撮りおろしたカラー作品。没後30年にして、集大成本が出来上がったの記念しての展覧会。

パリを訪れた人なら誰でも、思う事かもしれないが、100年昔から変わってないような博物館のような町並み。「あぁ、これがヨーロッパの伝統ってやつかぁ」と思っていたのですが、こうして木村氏の写真で見ると、違いますねーー。まるで知らない町のようです。やっぱりパリの街並だって50年以上経てば変化しているんだ。外側から見ている私はどちらが良いとか良くないとかは言えないけど、パリの街は写真で見ても、訪れて実際に目の当たりにしても美しい・・・それだけは実感できる。


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October 24, 2006

ル・コルビュジエの全住宅

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編集:東京大学工学部建築学科安藤忠雄研究室 2001年 刊行
全106作品・210プランの図面・模型で紹介

巨匠・コルビュジェの住宅作品(完成、未完を問わず)を全て網羅した図集。シンプルな説明のみで、ひたすら簡潔な図面と模型で綴られる、この本は本当に資料としても素晴らしいが、構成の美しさも素晴らしいのです。手元におき、時間が出来るたびに眺めるのも楽しい。。。

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October 12, 2006

羊をめぐる冒険

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著者:村上春樹 1982年10月 刊行
1982年・間文芸新人賞受賞作品

村上春樹の作品には、ほぼ全て目を通している(つもり)。中でも。この「羊を・・・」は一番のお気に入り作品。最近、また再読している最中なんだけど、この作品の雰囲気全体がとても好き。この作品の後に続く「ダンス ダンス ダンス」でもキーマンとなる女の子がなんとも魅力的。村上作品のヒロイン(?)はいつも、そのムードが何ともいえずステキ。美人じゃないけど、スゴイ耳を持っている!ってなんだか気になる存在ですよね?

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