12月30日:
7:00起床。
今日はいよいよシャルク号にのって20世紀の初頭までハーンによる王朝国家が存在したブハラまで行く。1920年の革命以降、共和制国家となりその後ソビエト連邦に呑みこまれ、社会主義国家を経て現在はウズベキスタンの一州としてある。サマルカンドを発つ前に最後の散歩へと繰り出した。宿の近くを漫ろ歩いていると近くの民家から良い香りが漂ってくる。よくみると民家の外壁の一部に1.0m角の開口があけられ、中で男が二名でせっせと何かを焼いている。歩み寄るとサモサであった。看板も何もない突如として現れたサモサshop。よくみると入口から除く室内はかんたんな食堂のようである。そっけないインテリアが可愛い。店の女主人が現れた。カメラを向けると珍しく照れて撮影はよしてくれのポーズ。代わりにサモサ焼きの男たちは微笑みとポーズをきめて撮影に応じてくれる。女主人はその代り・・・というように子供たちをつれてくる。可愛らしい女の子と腕白そうな少年たち。撮影大会をしているとサモサオヤジがこちらに入ってこいと手まねき。中に入るとそこは土で作られた大釜。簡単な調理器具がおける台のみ。私たち3名が入るために1人のオヤジは外に出ることに。中には玉ねぎの甘く香ばしい香りが充満していた。徐にオヤジが釜の蓋をあけ、中からアツアツのサモサをくれた。ドアの外にいたオヤジが何かを言っている。どうやら調味料の説明をしているみたいだ。酢とチリソースで食するのだ。「美味しい!」ものすごく美味しい。オヤジたちは「国かえったらこの店の噂を流してくれよ」という「勿論だ」「ココはサマルカンド一のサモサshopだと伝えるよ」そんな会話をしているうちに旅立ちの時間が近づいた。
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