ぼくのエリ−Let Me In

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今夜も映画を鑑賞。21:15の回を観るため、チャリでテアトル銀座シネマまで。。。
スウェーデンのホラー映画「ぼくのエリ」が今夜のお題。こんな熱帯夜の東京で北欧のホラー映画とは、いったいどんなカンジなのだろう?

以下【ネタバレあり】なので鑑賞予定の方は読まないでください。

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夜の映画館に向かう日の夜空はこんな月夜。おりしも観ようとしているのはヴァンパイヤ映画。なんだか空も演出しているみたいだ。

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21:15開演のレイトショー。思ったよりも混んでいるのは今週末までの上映だからかもしれない。カップルか女性同士が多い。でも一番際立っていたのは漫画20世紀少年のヤン坊・マー坊を彷彿させる妙チキリンな髪型の双子の男性2人組。かなり浮いてて目を奪われた!

映画の冒頭はいきなりの吹雪。そして夜の雪景色。郊外の街に夜中に引っ越してくる老人と少女。
嗚呼!美しい映像と音楽でいっきに氷点下の世界に引き込まれてしまうよ。

主演のオスカーを演じる少年の白い美しさ!!ジュリー・デルピーが少年になったみたいな儚い佇まい。そしてエリ役の女優はまさに異形の美少女といったところか。

ホラーながらも軸になるのは初恋。全体的にはファンタジーな作りになっている。ただ病院の壁を駆け上るエリの姿は妙にオカルトでエクソシストのブリッジ走りのように鳥肌たった・・・!

そして物語の最後にエリは変わらぬ少女の姿のまま、絶対的な愛で自分を守ってくれる宿り木を本能的に探し出して永遠に生きている。という出口のない哀しいラスト。そのやるせないカンジは「禁じられた遊び」なんかを彷彿させるような無邪気で残酷な結末を預言させる。作中、エリの「どんなことをしたって生きて行く。それが生きるっていうもんでしょ?」の台詞が妙に生々しい。

本来、ダリオ・アルジェントのような緻密なホラーが大好きなのだけど、この作品は単純なストーリーのようで緻密に織り込まれた脚本と美し過ぎる映像で成り立っていて、アルジェント作品を観た後に感じる空気と同じような匂いを感じることが出来た(かも)。とにかく観ることが出来てよかった。


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